歯槽膿漏の検査方法や費用まとめ!気になる数値の意味も解説
歯槽膿漏の検査方法
歯槽膿漏の治療前や治療後の経過観察では検査が行われます。とくに、治療前は検査を行い、治療方針の決定や状態を確認するのが一般的です。検査では、歯周ポケットの深さや、歯のぐらつきなどがチェックされます。
歯周ポケットの深さを測る際には、針状の専用器具が使用されます。歯ぐきに針を当てるため、人によっては痛みを感じるかもしれません。虫歯ほど強い痛みはありませんが、どうしても痛い場合は歯医者さんに申し出ましょう。
歯槽膿漏の検査にかかる費用
歯槽膿漏は気づきにくい病気です。早期のうちに発見し改善するために、定期的に検査を受けましょう。しかし、ここで気になってくるのが歯槽膿漏の検査費用ではないでしょうか。
歯科医院はそれぞれ異なる費用を設定していますが、初診料を合わせて3,500円程度の検査費用が相場です。また、費用内でカバーしている内容も歯科医院によって細かく異なります。医院によっては通常の検査よりも詳細な自費の検査を実施していることもあります。詳しくは、通院予定の歯科医院に確認してください。
歯周ポケットの深さや動揺度を測る数値
歯周ポケットの深さを測るための専用器具は、プローブと呼ばれます。先端には目盛りが付けられており、mm単位で歯周ポケットを測定可能です。測定の際には、少し出血することがあります。
また、歯のぐらつきは「動揺度」という数値で表されます。検査の際はピンセットで歯をつまみさまざまな方向に動かします。動く方向や動く幅に応じて、断簡的に動揺度が判断されます。2mm以上ぐらつく場合は重度と見なされ、適切な治療が必要です。