歯周病とはどんな病気?セルフチェックで早めに予防!
歯肉炎や歯周炎との違い
歯周病のほかに「歯肉炎」や「歯周炎」といった言葉があります。歯周病とこれらには、具体的にどういった違いがあるのでしょうか?混同されがちなこれらの病気の違いについて考えてみましょう。
歯肉炎や歯周炎は、厳密にいうと歯周病の症状です。歯肉炎とは、歯の周辺にある歯ぐきのみが晴れている、歯周病の段階としては比較的軽度な症状を差します。歯肉炎の腫れが骨にまで広がると、化膿や歯のぐらつきが起こる歯周炎へと発展するのです。
歯周病予備軍かも?セルフチェック
歯周病は自分では気づきにくい病気のため、知らず知らずのうちに進行を許してしまうことがあります。早期のうちに歯周病を見つけるためには、セルフチェックが大切です。特に症状がない状態でも、お口の中の状態を確認しておきましょう。
まず、歯ぐきの色が赤い、もしくは黒い場合は、歯周病のサインです。歯ぐきや腫れや出血が目立つ場合も、歯周病の可能性があります。口臭などにも注目しておきましょう。少しでも歯周病が疑われる場合は、歯科医院に足を運んでください。
歯周病は歯医者で早期予防・早期治療を
歯周病は早期のうちに発見すると、治療が容易になります。歯や歯ぐきの異常にいち早く気づき、すみやかに歯周病治療を開始することが大切です。歯医者さんは、歯周病の初期段階の治療や予防目的の来院も歓迎しています。
歯科医院では、細菌を取り除いてお口の中を清潔にする歯周病の予防治療を受けられます。ブラッシング指導など、適切なセルフケアの方法が案内されるでしょう。いずれにせよ、歯周病治療では、早めに歯医者さんへいくことが重要です。