三重で歯槽膿漏にお困りの方へ|治療法について詳しく解説
歯垢や歯石の除去
歯槽膿漏は、歯茎や歯周ポケットにたまった歯垢により、歯を溶かしていく症状です。
歯垢がたまって放置したり、しっかり歯磨きができていない場合、歯垢が固まって歯石となります。そのため、どのような方でも歯槽膿漏の治療では、最初に付着した歯垢や歯石の除去を行うことになるでしょう。
検査によって、口腔内のどこに歯垢や歯石があるか確かめた後に除去します。歯周ポケットにたまっているときは歯周プローブを使い、ポケットのなかをかき出すようにして、汚れを取り除いていくのです。
進行度によっては手術が必要
歯槽膿漏の進行状況によっては、歯垢や歯石を取り除くだけでは治療は完了しません。進行度合いによっては、手術が必要です。
歯槽膿漏が進行すると歯や歯を支えているあごの骨を溶かすので、そのままだと歯が抜け落ちるかもしれません。また歯周ポケットが深いと歯肉にダメージを与えるので、歯肉が後退してしまいます。
手術となれば、ダメージを受けた歯肉の除去や歯肉の再生、溶けた部分の歯の修復などを行うことが必要です。状態によっては、外科手術をして治療をおこないます。
治療完了後もセルフケアと定期検診を忘れずに
歯槽膿漏の治療を行っても、その後歯磨きを怠ると口腔内に歯垢や歯石が付いていき、歯槽膿漏を誘発するでしょう。そのため、治療後はセルフケアで、しっかりと歯磨きを続けていかないとなりません。
また、状態を確認するために治療後は定期的に来院して、口腔内を診てもらいます。通常は3ヶ月に1回を目安に通院しますが、人によっては、それよりも短い頻度で通院することもあります。
治療後の通院は、再発を防ぐために必要になります。