三重で歯周病治療をする前に!予防法を知って早期対策
適切な歯ブラシで正しく磨く
歯周病は歯周ポケットに溜まった歯垢であり、水に溶けにくいという特徴があります。そのため、うがいだけでは取り除けません。
歯周病予防では歯垢を取り除くように歯磨きすることが大切です。歯ブラシを使って歯と歯の間と歯肉の間を磨いて綺麗にします。歯と歯茎の間を磨くときはきちんと歯ブラシの毛先が歯と歯茎の間に当てることを意識し、歯ブラシを45度の角度にして磨きましょう。
歯ブラシは毛先の細くヘッドが小さめのものが歯垢や汚れを落としやすくなります。
歯間ブラシやフロスなどのグッズを活用
歯と歯の間の歯垢は歯ブラシの毛が届きにくいため、歯と歯の間の汚れは十分には落とせません。歯間ブラシやフロスを使って掃除する方法があります。
歯ブラシで歯磨きをした後は、歯間ブラシやフロスで歯と歯の間を掃除しましょう。歯周病が進行している方は歯茎が下がっているので、フロスよりも歯間ブラシを使う方が汚れを落としやすくなります。
定期的にフロスや歯間ブラシでの掃除は歯周病予防としても有効なため、正しい使い方を歯科医院で聞いておきましょう。
よく噛むなどの食習慣の見直し
よく噛んで食べることも歯周病予防に役立ちます。噛む回数が多いと唾液の分泌を促し、唾液が口腔内の細菌を洗い流すので歯周病予防につながります。
食べ物を口に含んだら30回噛んでから飲み込むのが理想です。唾液を多く分泌すると口腔内の酸を薄める効果があり、歯を溶けにくくする効果も出ます。普段からしっかり噛んで食べるとあごの発達を促し、正しい噛み合わせを作れるようにもなります。
また、1日の中で何回も食べものを口にすると唾液で口の中の酸が増えてしまうため、ある程度何も食べない時間を作ることも大切です。
減煙・禁煙をする
歯周病になりやすい生活習慣として喫煙が挙げられます。
まず、たばこを吸うと血流が悪くなり、歯茎の晴れや出血が抑えられてしまいます。見た目の症状に気づきにくくなるため、気づかない間に歯周病が進行している可能性があります。
また、たばこのタールは歯に付くと細菌を付着しやすくするために、プラークができやすくなってしまいます。さらにニコチンが体の免疫を弱めてしまい、治療後の回復を妨げます。
歯周病を予防するならば禁煙、少なくとも今よりも吸う本数を減らしましょう。