三重で歯周病治療をするなら!検査方法と指標を知ろう
進行度を測る歯周ポケット検査
歯周ポケット検査では、ポケットの深さ・出血の有無・歯の揺れの3つで歯周病の進行状況を見ます。
歯周プローブという金属の爪楊枝のような道具を使って歯周ポケットに差し込みポケットの深さを測ります。このときに一緒に歯肉から血が出るかどうかも確かめます。
さらにピンセットで歯を挟んで前後に動かし、歯のぐらつきがあるかも検査します。歯周病の状態が中度から重度と診断されたばあいは、さらに詳しく症状を調べるためにレントゲン撮影などに移ります。
歯石の沈着や骨の溶け具合を見るX線検査
歯周プローブを使ってはわからないような場所の歯周病検査には、レントゲンであるX線撮影による検査を行います。
レントゲンで歯や骨の溶け具合を確認し、歯と歯の間の隙間が広ければ歯周病になっている可能性が高いのです。
また、プローブでの検査でも事前にX線撮影がおこなわれ、結果によってどの部分を検査するかが決まります。
噛み合わせや口腔習癖を見る検査
噛み合わせが悪いと物を噛んだときに歯に大きな負担をかけるため、歯や歯肉に多大な負担をかけます。場合によっては特定の歯に負担がかかり、歯を割る原因にもなります。
検査では、まずかみ合わせを正面から見て歯と歯が正しく合致しているかを確かめます。さらにかみ合わせ測定器でどれぐらい噛み合わせがずれているか状態を確かめられます。
また偏った場所で食べ物を噛むとかみ合わせがずれやすいため、口腔習癖もないか確かめていきます。