三重悩んでいる人も少なくない!歯周病のおそろしさとは
歯周病の前兆と症状
歯周病は歯と歯茎の間に細菌が溜まり、歯茎にダメージを与えます。このとき歯茎の赤み、痛み、腫れなどが発生します。症状が進行すると歯を支える骨が溶けていき、やがて歯が抜け落ちます。
一度抜けた歯は再生しないため、インプラントや入れ歯の治療をおこなう必要があります。
歯茎が痛い、出血が多い、歯磨きすると歯茎から血が出る、口臭が酷いといった前兆がある場合は歯周病の初期段階です。歯がぐらつくようになると重度の歯周病であり、場合によっては手術が必要になります。
歯周病になる原因
口腔内には何百という細菌が住み着いています。食べ物を食べて歯磨きをおろそかにするとこれらの細菌が繁殖し、食後8時間ほどで歯垢を発生させます。
歯垢はさらに細菌を増殖させ、歯や歯茎にダメージを与えて歯茎の炎症などの症状を引き起こします。この歯垢が多く発生したのが歯周病です。
やがて細菌が歯を溶かしていき、歯が多く溶ければ歯が抜け落ちてしまいます。ひどい場合は骨まで浸食することもあります。
歯垢は放置すると約2日で歯石となり歯石はブラッシングでは落ちなくなります。
放置すると歯を失うリスクにつながる
歯周病を放置すると歯茎がぶよぶよして血が出る、口臭が酷くなるという症状が現れたあと、さらに進行すると歯がぐらぐらするといった症状が発生します。
歯周病が進行すると歯を支えている歯槽骨が破壊されていき、歯がぐらつきます。このとき、食べ物を噛むと痛みを感じるでしょう。
歯槽骨が半分以上破壊された状態ではもはや歯を支えることはできず、何かの拍子に歯が抜けて取れてしまいます。一度失った歯は再生しないため、元に戻すことはできません。