歯周病の検査はどんなことをするの？費用や痛みを調査
歯周病の検査方法
歯科医院では、まず検査を行い、歯周病治療の必要性や方向性を検討します。検査でチェックされるのは、歯周ポケットの深さなど歯ぐきの状態、歯のぐらつきなどです。
歯周病の場合、歯ぐきが下がり、歯と歯ぐきの間の歯周ポケットが大きくなっています。検査では、目盛りのついた専用の器具で、この歯周ポケットの深さを測定します。この際、血や膿が出るかどうかも、重要な検査ポイントです。骨が溶けているか確認するため、X線撮影を行うこともあります。
歯周病検査にかかる費用
歯周病を早めに改善させるためには、積極的に検査を受けて状態を確認することが大切です。しかし、費用面が気になって検査に尻込みしている人も多いでしょう。歯周病検査にはどの程度の費用がかかるのでしょうか？
歯周病検査は基本的に保険診療のため負担額は3割となります。細かな費用設定は歯科医院によって異なりますが、初診料と合わせて3,500円程度が相場です。通常は、歯石を除去するスケーリングもこの費用内で行われます。
歯周病検査は痛い？
歯医者さんで気になるのは、やはり痛みではないでしょうか。歯周病の患部である歯と歯ぐきの間にも多くの神経が通っています。歯周病検査の痛みについて気になっている人も多いでしょう。
歯周ポケットの深さを測る検査では、針状の器具を歯ぐきに押し当てます。そのため、少しだけ痛みを感じる人も多いようです。また、歯ぐきの炎症具合によっても、痛みを感じます。虫歯のような大きな痛みはありませんが、痛みに不安がある人は、事前に歯医者さんに相談しておきましょう。